top of page
アーカイブ

2ndアルバム「LOST SANCTUARY」楽曲解説その4

  • 矢野トモ
  • 2020年5月21日
  • 読了時間: 3分

5/5 発売のアルバム「LOST SANCTUARY」の楽曲解説の続きを書きたいと思います。 8曲目は「追憶-Nostalgic Ver.-」 この曲は、2018.12/30の冬コミにて先着20名限定で頒布させた頂いた曲です。 今作ではフルサイズで制作し、リアレンジ&バイオリンのレコーディングを加えたものとなります。 この曲も古いモノクロ映画を彷彿させる楽曲で、ヨーロッパの街並みや田舎の風景など イメージしております。 ただ曲としては10年以上前からあたためていたもので、 ようやく日の目を見ることになりました。 マンドリンの演奏動画もあげてますので、ぜひご覧頂けますと幸いです。 https://www.youtube.com/watch?v=pi2okAcY_RM そして9曲目は「霧のウルハ-Deep Mist Ver.-」 「霧のウルハ」は1stシングルとして制作した民族ファンタジー曲で、 今作ではストリングスアレンジを加え、よりドラマティックなアレンジとなってます。 具体的には、サビのメロディーをストリングスのみで冒頭にもってきました。 シングルでこの曲を好きになってくれた人が聴くと 聴き馴染みのあるサビメロディーがストリングスで始まるとグッとくるのではないかという 目論見でしたが、いかがでしたでしょうか?(笑) ボーカルはやまもまやさん。 知り合ったのはけっこう前ですが、数年前にコンポーザーとして人生相談を してもらっていた頃があり、そんな流れから前作のアルバム「AgarthA」で歌唱して 頂くことになり、やまもさんと繋がりが深くなっていた頃にやまもさんメインボーカルの シングルを作ろうと思い立ったわけです。 そして「霧のウルハ」は、やまもさんのアルバム「イデアの森-Forest of IDEA-」 (http://www.tiara.cc/~blueblue/idea/index.html)の多大な影響を受けていると いっても過言ではありません。 このアルバムは本当にいいですね。 世界観も影響受けてますが、大きく勉強させてもらったのは、 僕の作風というのはやや押し付けがましいところがあります(笑)。 このアルバムはそういうものではなく、そっと寄り添ってくれるようなナチュラルさがある。 なので、「霧のウルハ」では、少し自分の押しの強い部分を抑えて作ってみました。 すると、このシングルは僕の作品の中で一番売れてるんですね。 自分を強く出さない方がいいのかな?という葛藤にかられてしまいそうになりますね(笑) 歌詞の造語もいいですね。 当初、歌詞は日本語にするつもりでした。曲ができて、やまもさんに曲を渡したとき、 仮歌で造語っぽく歌ってくれたんですね。 たぶん本人は深い意味もなくやっていたのだと思いますが、 それが僕的にメガヒットしてしまいまして、ぜひ造語を作ってください!と お忙しい中、急遽お願いさせて頂きました。 造語になることで、この曲はとても幻想的になりました。 語感のセンスも抜群ですね。響きが美しく品性を感じ、 北欧の絵本のような深いイマジネーションをかき立てられます。 なんという繊細なセンスをお持ちなんだろうと思いますが、 ご本人のトークは、意外とざっくばらんで豪快なトークを繰り広げてくるところも またギャップがあっていいですね^^ 今日はここまで。。。 続きはまた今度書きたいと思います。


 
 
 

Comments


タグから検索
bottom of page