2ndアルバム「LOST SANCTUARY」楽曲解説その2

5/5 発売のアルバム「LOST SANCTUARY」の楽曲解説の続きを書きたいと思います。 4曲目は「La mémoire」 僕は60年代～70年代の古い映画が好きで、その世界観からインスピレーションを受け、 シンプルな楽器編成で哀愁あるノスタルジックな楽曲を作りました。 楽曲の前半はトランペット、後半はバイオリンがメロディーになっているインスト楽曲。 トランペットは小野秀幸さん、バイオリンは阿部美緒さんに依頼。 おふた方とはもう長いお付き合いになる大好きなベテランミュージシャン達で、 僕の曲調をよく知ってくれているので、やろうとしていることがあうんの呼吸で伝わっている。 かねてより僕を含め3人の色味がシンプルにメインとなる作品を形に残したかったので、 ひとつ僕の思いが達成できた曲となります。 そして5曲目は「蒼穹の果て-Bravery Ver.-」 この曲は2ndシングルとして制作した民族ファンタジー曲で、 今作ではガットギターを加えることで、より土着的なアグレッシブさが出しています。 左チャンネルのガットギター、右チャンネルにチャランゴというミックスバランスに なっています。 せっかくガットギターをレコーディングしたので、もっと音量をあげてMIXしたかったのですが、 どうにもボーカルを邪魔してしまう存在になってしまい（笑）、今の音量バランスが最適だと 判断しました。 この曲はシングルとしても作ってるぐらい、 いかにも僕らしい楽曲で、これぞ矢野トモ曲！という一押しの楽曲です。 ボーカルはアマギセーラさん。 民族ファンタジー系ボーカリストさんで、歌に込められた魂がすごく伝ってきて、 そのニュアンスが細部まで丁寧に歌われています。僕の楽曲との合性はバツグンですね。 旦那さんのコンポーザーのゆうきさんとともにプライベートでも仲良くさせてもらってます。 今後もプラベートでも制作でも長くお付き合いしたいなと思ってます！ 今日はここまで。。。 続きはまた今度書きたいと思います。